来春完成予定のモデルハウス
- 2019.11 |
今年中に完成する予定だったモデルハウスが来年の春くらいまで完成が延びそうだ。どうにか年内中にモデルハウスをオープンさせたかったのだが、熊本地震の影響で工事が遅れ、人手不足の要因も重なって、工程的に遅れが出てきている。モデルハウスを建てるにあたって、自社の建物にどれだけお客様の共感を得ることができるか、楽しみであり、また不安もいっぱい。モデルハウスの構想は生活の中で、見つけることも考えることもできる。LDKは開放感がある吹き抜けがほしいとか、ウッドデッキには屋根があった方がいいとか、脱衣室を広く取れば雨の日でも物干しスペースとして使えるとか、お客様の意見を参考に辿ると、取り入れたい要素が色々出てくる。
家の外観についても、車の移動中に「かっこいいな~」と思う家に出会うと、マンガみたいに2度見してしまうこともある。照明に関していえば、家の中ぐらいはコンビニみたいな明々とした空間じゃなく、落ち着いてリラックスできるくらいの明るさがいいと思う。
個人的には、夜、建物から漏れ出る明かりや外灯なんかをうまく活かしている建物に出会うと、ここに住んでいる人はきっとオシャレな人だろうなと想像しながら見ている。
熊本には様々な住宅会社さんや工務店さんがあり、ぜひカッコイイ家を作っているビルダーを見て学んでいきたい。そして沢工匠のカラーを+αで出していきながら、妥協のない家づくりで今度のモデルハウスを完成させたいと思う。
(住まいの提案 熊本。16号 家づくりの舞台裏 掲載)